今さら人に聞けない「ラプソード」とは?

科学の進歩により、野球の指導現場には多くの分析機器が取り入れられるようになりました。

「ラプソード」はその中の1つです。

「ラプソード」が登場してもうすでに5年以上の歳月が経過していますが、皆様はご存じでしょうか?

(野球界では『ラプソードって何?』と今さら人に聞けない時代に突入しつつあります。)


今回はそんな「ラプソード」について簡単に解説したいと思います。

 

「ラプソード」は投手が投げたボールの速度・回転数・回転軸・変化量など様々な測定をする野球の分析機器です。

また投手のみならず、打者の打ったボールも測定することができます。

打者が打ったボールの速度・角度・飛距離・回転軸・回転数などが測定ができ、打球の軌道を3Dで確認することもできます。

ラプソードの測定結果画面(バッティング)
ラプソードの測定結果画面(バッティング)

「ラプソード」を使えば、投げたり打ったりした結果を詳細に測定し、分析することができます。

そしてこの測定・分析結果をもとに、どう投げたら良いのか、どう打ったら良いのか、考察し、フォームの改善に取り組むことができます。

打球の軌道3D画像(バッティング)
打球の軌道3D画像(バッティング)

野球をしている人ならば誰でも馴染みのあるスピードガン、一昔前まではスピードガンでスピードを測定できるということは非常に画期的なことでした。


しかし、今となってはスピードを測定することは当たり前のことかのように行なわれています。


これと同じく、回転数や回転軸など「ラプソード」で測定可能な様々な指標が当たり前のことのように測定される時代が来ることでしょう。


「ラプソードって何?」と時代遅れとなるような質問をしないように、基本的な「ラプソード」についての知識を持っておきましょう!