野球の試合中に泣くことの是非

野球の試合中に悔しくて涙が出ることは小学生にとって日常茶飯事です。
(「泣くな!」と言って怒られている場面に遭遇することが多々ありますよね…)


先日、チームは試合に勝利したけれども自分が打てなくて悔しくて試合中に泣いてしまったという話を聞きました。
私個人的な見解としては、泣くこと自体は悪いことではないと考えます。

上手くいかなくて、涙が出るほど悔しいことは大人でもあります。

それだけ一生懸命やっているということでしょう。

一生懸命やっていなければ、絶対に悔しいという思いにはならないでしょうし、涙は出てこないものです。

 

一方、泣くことが全て良しかというとそうではありません。

泣くことで冷静なプレーが出来なくなってしまったり、投げやりになってしまったり、諦めてしまったりすることは絶対に良くありません。

泣いたとしても、歯を食いしばって、できる時まで、最後までやる!そういう気概でプレーし続けないといけないでしょう。

 

私も試合中によく泣いていました。

ピッチャーをしていて、仲間がエラーをする度に悔しくて泣いていたことを思い出します。

今考えると、恥ずかしく、チームの監督・コーチや仲間たち、両親に心配や迷惑をかけたなぁと心苦しく思いますが、考え方が幼なく、精神的に発達段階にある小学生にとっては、成長の過程・通る道なのではないかと思っています。

そのような成長の過程を見守り、精神的に発達していくサポートをしていくことは指導者として大切な役割ではないでしょうか?

 

体も心も発達に応じた指導ができるように日々勉強・日々研究あるのみです…