「塵も積もれば山となる」
一度は耳にしたことがあることわざではないかと思います。
塵のようにごくわずかなものも、積もり積もれば山のように大きくなるということから、小事をおろそかにしてはならないという戒めの言葉として使われています。(『故事ことわざ辞典』より)
小事をおろそかにしてはならないという戒めは私自身がこれまで野球をやってくる中で一番たくさん聞いたように思います。
毎日毎日練習する際、一球一球どれだけ大事にプレーしているのか?自分自身に問う必要があります。
スイング一つしても、キャッチボール一球にしても、その一つひとつのプレーが試合での「ここぞ」という場面で大きな結果を生み出すことに繋がります。
コツコツ努力し毎日毎日積み重ねる選手は「ここぞ」という時に本当に強いです。
同じように努力したとしても、その一球にどれだけ根を詰めるかはその人次第です。
先日、雪がかなり積もりました。
雪一粒一粒は塵のようにとても小さいものですが、積もり積もれば交通網が麻痺するほどの大きな威力を発揮します。
塵も積もれば山となるということわざは野球のみならず万事に通じる話です。
社会に出ても、他の分野で活動するにしても、小事をおろそかにしてはならないという姿勢は活かされるでしょう。
野球を通じてそのような姿勢も身に付けていけると良いですね!