岐阜・野球塾B.A.Gでは選手の成長を見るために球速とスイング速度を定期的に測定し、記録しています。
A選手の約2年間の成長記録をグラフ化しましたので見てみましょう。
球速は73km/hから93km/hへ、スイング速度は76km/hから97km/hへと成長しました。
近似曲線は右肩上がりとなっていますが、一様に球速やスイング速度が上がっていったわけではありませんでした。
これは非常に重要な知見で、様々な要因によってパフォーマンスは向上することもあれば低下することもあるということを示唆しています。
なぜ重要であるかと言いますと、選手の成長をサポートする指導者や保護者たちが見かけのパフォーマンスの低下を理由に叱責してしまうことを避けられるからです。
努力不足ではない要因によるモノの可能性を無視し、頭ごなしに努力していないからだと叱責すればやる気の低下を引き起こします。
特に、発育発達の過程にあり、長い目で見る育成が必要な小学生たちにはパフォーマンスの低下に対して励ましの言葉かけが必要不可欠です。
逆に、何もしていなくても身体の発育発達によってパフォーマンスが向上することもあります。
その場合には努力すればもっと伸びるというような努力を促す声かけが必要でしょう。
また、ケガや故障によってパフォーマンスは著しく低下します。
A選手の場合には25年5月に肘を痛めて以来、回復までの3ヶ月間は球速が著しく低下しました。
(もちろん計測時には痛みのない程度の投球にとどめています)
その後適切な治療とリハビリを経て回復し、再びパフォーマンスの向上が見られました。
測定によってパフォーマンスの低下が見られた場合には肩肘の状態が良くない可能性もあることを覚えておきたいものです。
さて、このように選手の成長を見るために球速とスイング速度を定期的に測定し、記録していくと、成長を可視化することができます。
単純に上手くなった、打てるようになった、それも大事ですが、指標を作って、評価が出来るようにすると選手自身も努力の甲斐を感じやすくなります。
また目標値を設定することができます。
目標がある方がモチベーションは当然高まります。
またその目標値を達成できれば大きな達成感を得られ、成功体験が増えます。
そうすれば努力することに拍車がかかるでしょう。
(究極的には野球の試合で結果が出れば良いのですが、相手がいる場合には努力が報われない可能性も大いにありますので、野球の試合の結果と自分の努力を過度に結びつけることはオススメ致しません。)
最後に、岐阜・野球塾B.A.Gのレッスンでは選手の成長に重きを置いております。
選手の成長をサポートするために多くの知見を持って指導に臨んでおります。
育成年代である小学生・中学生の指導者様や保護者様にも知っていただきたく本記事を作成致しました。
ご参考にしてみてください。
