安全第一

「安全第一」

工事現場などでよく見かけるこの文言。
私はスポーツ・野球の現場にこそ、この文言を掲げるべきだと思っています。

 

人は何か一つのことに夢中になると、他のことを考えることができなくなりがちです。

身の危険がすぐ傍に迫っているにも関わらず、野球の練習に没頭していると大きな事故に見舞われます。

後ろに人がいることに気が付かず、素振りをしてバットが頭部を直撃した事例…防球ネットが倒れてきて下敷きになった事例…などなど…

必ず「安全第一」で練習を進めなければなりません。

 

楽しい野球をする時、危険が潜んでいることを絶対に忘れてはいけません。

緊張を緩めたその瞬間、事故は起こるものです。

指導者のみならず、選手も戒めるべき、大切なことです。

 

野球の練習に限らず、スポーツの練習は厳しいことが常だと思います。

厳しさの中で緊張状態を保つことで、事故を防ぐ効果もあると私は考えます。

笑いながら楽しくやることも大歓迎ですが、そういう楽しい雰囲気の中で緊張が緩み事故が起こっては本末転倒でしょう。

また厳しさと緊張の中で集中して真剣に取り組む時に上達も早いと思います。

プロの選手たちも練習する時に笑顔が溢れていますが、いざプレーするときの顔つきは一瞬で変わります。
この切り替え、メリハリをつけることができるのであれば大丈夫でしょう。

 

「安全第一」で練習に取り組めているのか、今一度点検してみてくださいね!