人にはそれぞれ長所・短所があります。
野球においても同様、各選手には長所・短所があります。
バッティングの例えを作ってみましょう。
以下のような選手がいたとします。
長所)遠くに飛ばせる
短所)引っ張る打球しか打てない
このような選手にどのようにアプローチしたら良いでしょうか?
私は多少の短所には神経を使わず、長所を伸ばすところに労力を費やすことが大切だと考えます。
もちろん、致命的になるような短所には手を加えます。
上記のような例で言うと、引っ張ってしまいファウルばかりというならば手を加える必要があるでしょう。
逆方向に打てるに越したことはありません。
しかし、短所を直すために逆方向に打つ練習ばかりさせてしまい、遠くに飛ばす長所が失われてしまう可能性はないのか考えなければなりません。
大半の短所と言われるものは、長所を伸ばしていく中で気にならなくなる場合が多いのも事実です。
また、小中学生に対しては、短所に手を加えることに慎重になるべきだと思います。
発達段階にある小中学生は短所というよりは未発達に起因することが多く、そもそも手を加えること自体がナンセンスな場合もあります。
手が小さいのに、ボールの正しい(?)握り方を教える人がいます。
予測・認知機能が発達していないのにフライ打球の判断を教える人がいます。
このような問題は発達段階に応じた指導についての知見の欠如にあります。
話を戻して、どんなに優れた才能の持ち主だとしても必ず短所があります。
「優れた才能」を持っていると言われるのは長所が際立っているためにそう言われるわけです。
野球塾B.A.Gでは長所を伸ばすことができるよう指導をしていきます。
また、小中学生に対しては、発達段階に応じた指導をしていきます。
自分の長所に目を向け、その長所を大いに伸ばすことにチャレンジしてほしいです。