一生懸命に頑張るのはもちろんのこと、日頃から感謝ができる選手はより多くの人から応援されるようになります。
感謝は相手が伴うモノです。
ただ自分の中でありがたく思うこととは異なります。
そういう意味で、きちんと感謝が出来ている選手は少ないのではないかと思います。
例えば、心の中で「ありがとう」と何万回唱えても相手は分かりません。
口で「ありがとう」と1回言えば相手は分かります。
伝わった時に初めて『感謝した』と言えます。
言うまでもありませんが、応援されたいから感謝するという考えは本末転倒です。
何の見返りも求めず、ただただ感謝を表現できるようになれたら自然と応援される人になれるでしょう。
先日、小学6年生の選手が修学旅行に行って来たと言ってお土産をくれました。
日頃お世話になっている感謝の意を形(カタチ)にしてくれたのだと私は受け取りました。
小学生がこのようにするのは簡単なことではありません。
感嘆しました…
やはり、そのような選手はもっと応援したくなります。
それが人間でしょう。
他にも、里帰りする度に特産品を買って来てくださる保護者様がいらっしゃったり、野球の練習器具を提供してくださる保護者様がいらっしゃったりと、感謝の意を様々な形(カタチ)で伝えてくださったことがありました。
そのようなギブ・アンド・テイクの中で野球塾を運営できて、私は本当に幸せだと感じます。
この場で改めて携わってくださっている皆様に感謝を申し上げます。
選手たちには自分の思いを相手に伝えられる選手に成長してほしいです!
まずは自分の心を相手に伝える「ひと言」から始めてみてはどうでしょうか?